- ガラス製温度計
- 極低温用標準温度計
極低温用標準温度計
- ANDOKEIKI 検査成績書付。
- 全没式です。
- あらゆる低温の高精度温度計測に用いられます。
- 更新日:2019/11/11
・ MORE INFORMATION
- 赤液イメージ
- 青テリイメージ
感温液 | |||
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記号 | 名称 | 色 | 特質 |
TOL | トルエン | 赤 | wetting |
PENT | ペンタン化合物 | 透明(青テリ※) | wetting |
※青テリは透明液が青液に見える加工です。 |
検査成績書付
二重管 | |||||||
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製品No. | 温度範囲 | 目盛 (℃) |
全長 (mm) |
感温液 | 基本 検査ポイント(℃) |
検査成績書付 価格(税抜き) |
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1-01-100-VC | 赤液 | -100~30℃ 1/2 | 0.5 | 400 | TOL | -80、-60、-40、-20、0 | ¥48,000 |
1-01-200-VC | 青テリ | -200~30℃ 1/2 | 0.5 | 400 | PENT | -196※1、-50、0 | ¥59,000 |
- ※1-196℃は液体窒素による検査です。
一般校正証明書 一式付※2
二重管 | |||||||
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製品No. | 温度範囲 | 目盛 (℃) |
全長 (mm) |
感温液 | 基本 一般校正ポイント(℃) |
一般校正証明書 一式付 価格(税抜き) |
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1-01-100-ACS | 赤液 | -100~30℃ 1/2 | 0.5 | 400 | TOL | -80、-60、-40、-20、0 | ¥58,000 |
1-01-200-ACS | 青テリ | -200~30℃ 1/2 | 0.5 | 400 | PENT | -196※1、-50、0 | ¥71,000 |
- ※1-196℃は液体窒素による検査です。
- ※2一般校正証明書一式 : 校正証明書 (校正結果を含む)+ トレーサビリティ体系図 + 校正に使用した標準器の校正証明書のコピー
JCSS校正証明書付※3
二重管 | |||||||
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製品No. | 温度範囲 | 目盛 (℃) |
全長 (mm) |
感温液 | 基本 JCSS校正ポイント(℃) |
JCSS校正証明書付 価格(税抜き) |
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1-01-100-JCSS | 赤液 | -100~30℃ 1/2 | 0.5 | 400 | TOL | -80、-60、-40、-20、0 | ¥80,000 |
1-01-200-JCSS | 青テリ | -200~30℃ 1/2 | 0.5 | 400 | PENT | -196※1、-50、0 | ¥98,000 |
- ※1-196℃は液体窒素による検査です。
- ※3JCSS校正証明書 : JCSSロゴマーク入り校正証明書(校正結果を含む)が付いています。
- JCSS用トレーサビリティ体系図や上位の標準器校正証明書のコピーは提供可能です。(有償)
特徴
水銀温度計は、精度はかなり高いですが、-50℃位迄の測定が限度で、それ以下では、感温液は有機液体が用いられます。極低温温度計は、ガラス製としては、最も低い温度(-200℃)が測定できます。形状は二重管、全浸没型で、ANDOKEIKI成績書が添付されています。簡便で精度も高いことが特長です。
- 用途
- 近年、液体窒素の需要増大と共に増え、(1)食品の乾燥凍結工程、(2)生体の凍結貯蔵、(3)土木建築における凍結工法、(4)低温度における工業材質検査、(5)理化学実験教材(超電導温度測定特性測定等)があります。殊に最近、学校教材に、超電導実験セットが種々市販されていますが、液体窒素を使うため、その温度測定用として使用されています。
- 取扱い方
- 特殊な感温液のため液切れし易く、輸送中によく液切れを起こしますが、これは故障ではなく、使用前、柔らかい布かゴム板の上で、球部を下にして温度計を垂直に何回か軽く落下させれば、簡単になおります。使用前に、液切れがないか必ずチェックして下さい。 又、使用時の急冷、急熱も避けて下さい。 2~3℃/secが適当です。
全浸没と部分浸没
- 全浸没
- 全浸没温度計は、感温液すべてか温槽に浸った状態で目盛を付けています。
- 使う時は温度計の感温液すべてが温槽に浸した状態で計測すると正確な計測ができます。〔図(A)〕
- 部分浸没
- 部分浸没温度計は、感温液の一部を温槽に浸した状態で目盛を付けています。
- 使う時は温度計に付いている浸没線まで温槽に浸した状態で計測すると正確な計測ができます。〔図(B)〕
- 注意
- 全浸没温度計が精密測定には向いています。環境が安定しているため温度計の繰り返し精度が安定しています。しかし、現場で使用する時、全浸没の状態で温度計を使用することの不可能な場合があります。その時、感温液の一部を露出させて測定します。このような時は浸没線付(部分浸没)温度計の使用をおすすめします。全浸没温度計を使用しますと、正しい計測ができません。その誤差は高温域、及び低温域で(室温から離れるほど)大きくなります。
- 浸没線付(部分浸没)温度計は、製造時の露出部平均温度と使用時の露出部平均温度が違う場合は多少の誤差がでます。校正する場合は、露出部平均温度を定めて校正します。