ガラス製温度計、密度浮ひょう、気象用計器メーカー

乾湿計について

<通風乾湿計>
 左、右2本の温度計をつけた測定部に、動力部(ゼンマイ又は電動式)の通風機構を備えた一定の通風速度をあたえる、温度計の片方(左側)に湿球(ガーゼを巻く)と右側乾球の温度差から、湿度%を測定できる、通風機構を備えることにより、簡易乾湿計より精度の高い、湿度、気温がもとめられ、湿度計の標準器としても使用されています。

用途
気象観側、環境衛生、ビル管理の空調関係、毛髪湿度計、露点計等のチェック用にも使用されています。
選び方
通風機構が完備されているもの、温度計球部を通過する通風速度が2・5m/s以上のもの、温度計に補正表のついているもの、気象庁検査付か社内検査の成績表のついているものを選ぶとよいでしょう。又JIS−Z−8806湿度測定方法に記載されている構造に適合しているものも参考にするとよいでしょう。
(例 通風口の内円筒と温度計球部との空間が2mm以上あるもの等)。
取扱い方
先の選び方で述べた内容が充実したものを使用することが第一条件であるが、取扱い方、測定法が間違っていては、正確な湿度はもとめられない。特にガーゼを包帯のように厚く巻かないこと(1重〜2重)、湿球に使用する水は、蒸留水か軟水を使用する。湿球温度が安定してから読取る。温度計の読取りを視差のないよう正しい姿勢で行なうこと等が必要です。

<乾湿計>
 木やプラスチックなど一枚の板に、2本の棒状温度計を組み合わせたもので、乾球と湿球(感温部に水でひたしたガーゼが巻いてある)の温度をはかり、その温度差から百分率による相対湿度を求めるものです。

用途
・気象の観測用
・住宅・事務所等室内の湿度測定、調節用
・養蚕室、貯蔵庫、美術品展示室等の湿度、空気の調整用
取扱い方
一般用、業務用色々な使いみちがあり、乾球と湿球の温度差より湿度を求める方法に、換算表を使うものと、簡単に直読出来る方式のものなど色々なタイプのものがあります。  取扱い上の注意事項は、室内用温度計と同じですが、特に湿球のガーゼと水は常にきれいな状態にしておきましょう。なお、水槽の水を交換したり、補充するときは、ガーゼを通して水分が湿球に充分ゆきわたっているか否かを確かめて下さい。  又、ガーゼは使用する場所にもよりますが、少なくとも半年に一度は交換するのが望ましく、ガーゼを交換するときは一重に巻いて下さい。湿球温度計の示度が正しい値になるまでには約15分かかります。ご注意ください。